映像制作
映像が溢れている現在

今回の内容

  1. 映像の歴史
  2. 現在の映像の使われ方

映像制作には、Adobe CC の「Premiere Pro」と「AfterEffects」を利用します。
Adobe Creative Cloud アプリからインストールしておいてください。

映像の歴史

動画の歴史は映画から始まる。

発明王エジソンが 19 世紀末に映画撮影機であるキネトグラフを発明し、その後撮影された映画を見る装置であるキネトスコープを同じく発明した。

動画の歴史

映像に溢れている現在

デジタルカメラ、スマートフォンで動画撮影ができるようになるまでは、動画撮影・編集をするためには、専門的な知識と技術と機材が必要でした。
さらに、インターネットの高速化とともに、Youtube などの動画配信サービスが普及することで、さまざまな種類の動画にふれる機会も手軽になりました。
現在、アメリカの調査によると 2018 年に比べて、2021 年は、Youtube 動画視聴利用時間は 3.4 倍増になったと報告されています。

どんな映像があるのか

今では、ジャンルを区別することができないぐらい複雑になっています。
Youtube では、細かく細分化されておらず「BEST OF YOUTUBE」として大まかなジャンルがメニューとなっており、その他はタグなどで管理されています。

YouTube メニューリスト

  • 音楽
  • スポーツ
  • ゲーム
  • 映画と番組
  • ニュース
  • ライブ
  • 学び
  • スポットライト
  • 360° 動画

Web サイトで利用される映像

Web サイトで利用される映像のジャンルをあげてみました。
他にも細かくジャンル分けできるかもできません。

CM(コマーシャル)

テレビ用に制作した CM 映像。
有名芸能人の出演、クリエイターなど高コスト、高クオリティ?!

ネット動画広告

YouTube や SNS で利用する広告映像。
テレビに比べて、放送権料がない分、低コストで製作できる。
※以前は、Wix ばかりだったのに最近は上場企業や日本政府の CM が流れることが多い。
YouTube CM 再生回数ランキング

サービスや製品のプロモーション映像

CM や SNS 広告では利用しないが、製品・サービスの発表会などで上映される。
YouTube などには、アップロードされており、Web サイトでも紹介されている。

イベントなどのオープニングイントロ

映画やアニメ、テレビ番組の予告映像、ティザー映像など

MV(ミュージックビデオ)

イメージ映像

イメージを伝えるため、Web サイトのヘッダーや、background に配置される。

操作方法などのチュートリアル動画

ソフトウェアやツールのチュートリアル動画なども、Web サイトに掲載される場合が多い。

ネット証券会社、保険会社などの動画セミナー

新製品の発表や紹介

任天堂ダイレクトや Apple の製品発表など

リアルタイム配信

自主制作発表

ドライブレコーダー

ライフログ

日々の生活を紹介している動画。

習得目標

Web 上での動画の使われ方や、さまざまな動画のジャンル、映像の雰囲気に注目する。

今後もしばらくは、映像コンテンツの勢いは収まらないでしょう。
Web 制作の現場でも映像コンテンツの利用は増えてくると考えられます。
映像を制作することで、ツール操作の基本、専門用語なども身につけておくと良いです。

動画撮影

最終課題は、2022 年を振り返る動画の制作になる予定です。
動画を撮り貯めておいてください。

© 2023, Hideo Kawaguchi in Trident Web Design Department with Gatsby