取得単位数
- 単位数：2
科目のねらい
前期では、主にデザインツールの使い方と、要素のレイアウトについて勉強してきました。
後期からは、より具体的な Web サイトの制作を念頭にした課題を制作いきます。
前半を「Web サイトデザイン」後半を「スマホアプリデザイン」に分けて利用するツール、デザインシステムなどを学びます。
Web サイトデザインでは、なんとなく「和風」「かわいい」「春っぽい」と言われる部分は、
なぜそのような印象を受けるのかを、個人・グループで話し合い、
それらを定義して「和風っぽい」Web サイトを制作していきます。
スマートフォンアプリでは、UI デザイン・プロトタイプツール Adobe Xd を使用したアプリの作成、
Google が提唱するデザインシステム「マテリアルデザイン」をベースに「スマートフォンアプリ」のユーザーインターフェイス（UI）をデザインしていきます。
後期終盤には、進級展プレゼンに向けての作品制作にも充てる。
授業の概要
- 正解のないビジュアルデザインへのアプローチ
- Illustrator, Photoshop による、Web デザインの技術・知識
- グループワークによるデザイン知識・技術の向上
- ロゴデザイン
- Adobe Xd を使用した「スマホアプリデザイン」
到達目標（専門知識・スキル）
- ドキュメントを利用し、現状把握や課題などを確認することができる。
- 一定期間ごとの進捗状況・問題点を解決することができる。
- グループでの話し合いや役割を理解し、率先して行動することができる。
- 最終的に作品の完成及び進級展作品制作。
授業の運営方法
- スライドを使用した講義とリファレンス後、各自でのビジュアルデザインの制作
- 進級展作品の制作は随時、スケジュールを考慮して取り入れる。
- 新しいツールに関しては、簡易的なリファレンスを行い、その後は実習を通じて身に付けていく。
授業課題予定
- 和風などを〇〇っぽさの要因を再認識する。
- カフェの Web サイト（PC）デザイン
- Google Material Design などデザインシステム
- アプリ UI デザイン
成績評価の観点
- 制作物の完成度やツールの正しい利用方法
- 制作前の企画・設計時の取り組み・ドキュメント内容
- 制作物完成後の解説の合理性・納得性
- 授業態度・出席率
評価
- 平常点（授業の受講姿勢）
- 課題評価（ドキュメント、作品制作、発表）
- 出席率
受講のルールにかかわる情報（資料配布・課題提出等のルール）
- 資料配布は講師が準備した URL や、F81 教室の配布物用サーバーに保存。
- 各課題は F81 教室の提出用サーバーに期限まで（厳守）に提出。
- その他、進級展に関わる制作も行う。